設定
シュナイゼルはいい人ですっていうか世間一般の人が抱くイメージとかけ離れています。
ゼロレクイエムの後、ルルーシュは皇帝の座をシュナイゼルに譲ってスザクと姿を消します。
その際にC.C.からコードを受け取りました。
左首筋にコードの紋章があります。
C.C.はこれにより再び記憶を失い、ルルーシュによってカレンに託され、解放された日本を治める神楽耶の補佐をしながら普通に生きています。
ナナリーは出てきません。
舞台となる北極のライフラインや、動物の食えるor食えないはご都合主義ですのでスルーしてください。
スザクが人間離れしすぎてありえないと思うかもしれませんがそれもご都合主義でs(ry
とにかくキャラ崩壊しまくってます。
ジノを中途半端に出した結果空気になりました。ジノファンの方、すいません。
あとシュナイゼルファンの方にも色々とごめんなさい。
あとラ○カちゃんファンの方にも申し訳ない。
『あるあ・・・ねーよww』と思っても目を瞑ってやってください。
設定をよく理解したうえで、それでもいいとおっしゃる方のみ↓スクロール!
神聖ブリタニア帝国第100代皇帝シュナイゼル・エル・ブリタニアは生まれて初めて携帯電話というものを手にした。
勿論それはプライベートの、という意味であって、公務に使ったことはある。
電話のかけ方は勿論分かっていた。
しかしメールというものがよく分からず、腹心であるカノンに手解きを受けている。
「陛下、そこが『元気ぬやつているかい』になっていますよ。」
「ん・・・ああ、本当だ。」
元気にやっているかい?
そうただ一言打つだけで、こんなにも大変な思いをするとは。
シュナイゼルは苦笑したが、それはそれで楽しいのであった。
誤字を直し、カノンにチェックしてもらう。
誤字だらけのメールを送れば、皇帝の威厳というものが削がれてしまうから(こんなことで削がれるかは謎だが)。
カノンにOKのサインを貰い、意気揚々と送信ボタンを押した。
「陛下っ・・・そのボタンは!」
「・・・あ。」
送信ボタンを押したはずが、押したのは電源ボタンで。
苦労して打ったメールは跡形もなく消え去った。
「うーん、難しいねぇ。」
腕を組んで苦笑したシュナイゼルに、カノンは小さくため息をついた。
せかいのおわりで
やっとのことでメールを打ち直し、今度こそボタンを間違える事無く送信する。
画面にレターの画像が出てきて、それがシュッと動いた。
送信されたらしい。
カノンは心の内でガッツポーズをした。
何故かと言えば、このシュナイゼルのメールへの興味が何もかもを蔑ろにしているからだ。
「さぁ、陛下?今度こそ公務をこなしていただきますよ?」
「いや、でもねカノン。」
「でも、じゃありません!陛下が公務をなさらないで他に誰が公務をしてくれるとお思いですか!」
皇帝シュナイゼル相手にここまで言えるカノンは貴重な人材だ。
子供に携帯を買ってくれとせがまれ、散々どうするか迷った結果買い与えて、携帯の弄り過ぎで成績がガタ落ちして後悔した母親の気持ち。
それが今のカノンの心境だ。
公務よりもメールの返信を待つことのほうが重要になってしまった皇帝。
おわった。
いろいろな意味で。
カノンが深いため息を吐いた時。
『みんなー、抱きしめて!銀河の・・・はちぇまれー!』
「あ、メールが返ってきた。」
「陛下!!?なんですかそれ!!」
「カノン、知らないのかい?日本はアニメーションのクオリティが高くてね。これはその日本のアニメのキャラクター音声を着信音にした『着ボイス』というものらしい。」
上機嫌で携帯を開くシュナイゼルに、カノンはなんともいえない視線を送った。
その時シュナイゼルの執務室のドアが開いた。
現れたのはコーネリアだ。
その後ろからジノとアーニャも入ってくる。
「兄上、日本の皇神楽耶から通信が入っています。」
「やぁ、コーネリア。いいところにきたね。通信のタイミングも完璧だ。」
楽しそうに笑いながらシュナイゼルは通信を繋ぐ。
大きなスクリーンに映ったのはまだ年若い黒髪の少女だった。
その左には赤い髪を肩口まで伸ばした女性が。
右にはライトグリーンの髪を腰辺りまで伸ばした女性が寄り添っていた。
「神楽耶様、お久しぶりですね。」
『シュナイゼル様もお元気そうで何よりですわ。』
「丁度いいところに。今ね、弟からメールが来たんですよ。」
『ルルーシュから!?』
叫んだのは神楽耶ではなかった。
赤い髪の女性、カレンだ。
彼女はしまったという顔をして「申し訳ありません」と頭を下げた。
神楽耶も苦笑した。
『わたくしの補佐が失礼をいたしました。』
「構いませんよ。今読み上げてみせましょう。」
「『兄上、お久しぶりです。ブリタニアから出る時兄上にメールアドレスだけでも教えていきなさいと言われた時は驚きましたが、本当に携帯を持たれたんですね。携帯に夢中になって公務に支障が出ないようになさってください。カノンさんが可哀想ですから。』」
「ルルーシュ様・・・!」
助けて!
カノンの心の叫びである。
「『さて、私事ですが。俺は今スザクと共に北極に家を構えています。』」
「・・・北極?」
あの寒さにも暑さにも滅法弱いルルーシュが。
カレンが顔を青くした。
「『スザクと世界を周ってみようということになりまして、とりあえず北端から。寒いですが何とか暮らしています。今もスザクが食料を調達するために狩に出てくれています。ペンギンは流石に可哀想で食べられませんでした。』」
「相変わらずスザクは野生的ですわね。」
神楽耶は呆れている。
「『せっかく兄上が携帯というものを覚えたところ申し訳ないのですが、そろそろメールも・・・返信出来なくなりますので。』」
段々とシュナイゼルの表情が曇っていく。
「いつ、か・・・」
まるで、これが最後、とでも言うような不自然に途切れた文面。
『いつか』の後ろに続く言葉が無い。
シュナイゼルの携帯を握り締める手が震える。
「まさかルルーシュ・・・死ぬつもりじゃ・・・」
ジノが呆然と呟いた。
さっと全員の顔色が変わる。
嫌な予感が脳裏を過ぎったのだろう。
そもそも寒さが苦手なルルーシュが何故北極に向かったのか。
「凍死。」
ボソッと、いつもの調子でアーニャが呟いた。
世界は平和を取り戻した。
『悪逆皇帝ルルーシュ』がその身をもって世界を混沌に陥れ、それを討つことによって世界が一つになる。
ブリタニアは生まれ変わり、日本も名を取り戻した。
優しい世界の実現。
その世界に一番貢献したのは他でもない、悪逆皇帝だったというのに。
「・・・許さん。」
低く、そう唸ったのはコーネリアだ。
唇を噛み締めている。
「ユフィを殺した罪・・・死をもって贖わせてなるものか!」
「素直に心配だ、と言ったらどうだい。コーネリア。」
「あ、兄上!私は別に・・・!」
「その手に握り締めているのはKMFの起動キーではないのかい?行きたいのだろう?ルルーシュの元に。」
コーネリアは起動キーをさっと自分の身体の後ろに隠した。
俯いて、コーネリアは静かに呟いた。
「・・・許可を。」
「いいよ、行っておいで。そしてルルーシュに伝えて欲しい。『君の持論は正しかった。過程は悪かったが結果は誰もが望む最高の結果だったよ。気に病むことはない。気持ちの整理がついたらいつでも帰っておいで』と。」
シュナイゼルは穏やかに微笑んだ。
その時。
「陛下、モルドレッドが無許可で緊急発進したとの事です。」
カノンが焦って知らせてきた管制の通信内容をシュナイゼルに伝える。
そしてジノはそれまで自分の隣にいたはずの少女がいないことに気がついた、今更。
「ああ!アーニャがいない!」
「ははは、早いね。いいよ、そのまま行かせておやり。ジノも行きたければ行くといい。」
「はっ!ありがとうございます!」
『あの、シュナイゼル様?よろしければ何方かお一人、ルルーシュ様のところに向かう前に日本に寄っていただきたいのですけれど。』
神楽耶が微笑んで、後ろからC.C.が一歩出てくる。
手に、楕円形の何かを持っていた。
『あのっ・・・ごしゅじんさっ・・・ルルーシュ様は寒がりでいらっしゃいますので・・・これを・・・』
「ほう、それは?」
『日本で、暖をとるために使いますの。』
「それはいい。今のルルーシュに一番必要なものだね。引き受けましょう。」
そして各々が行動を開始する。
目指すは、北極。
硬い棒状のモノを掴んで、それをズルズルと引きずる。
長さは大体3mほど。
その棒の先に違うものが5mほど。
運びづらいが致し方ない。
『家』の前まで来て、声を張り上げる。
「ルルーシュー!!ただいまー!」
スザクは片手を口元にあてて叫んだ。
聞こえただろうか。
少し待つと、ドアが静かに開く。
「おかえり、スザク。」
「ただいま。コレ、さばける?」
「イッカクじゃないか。お前、それを素手で仕留めたのか?」
「え、そうだけど。だってペンギンは食べられないって言うし・・・」
「・・・相変わらず人間離れしているな、お前は。」
しかも服装はタンクトップ。
ありえない。
こんな人間がいてなるものか。
とりあえずイッカクを放置しスザクを家の中に連れ込む。
いくら超人といえど極寒の地でタンクトップ一枚は明らかに身体に悪い。
「君はそんなに着てても寒そうだね。震えてるよ?」
「うるさいっ!」
ルルーシュはルルーシュで、あり得ないほど衣服を着込み、着膨れしていた。
冷やさないようにと腹にタオルを巻きつけているし、自分の防寒具の上から更にスザクに貸してもらった防寒具を纏っている。
いかにも動きづらそうな出で立ちだ。
しかしスザクと比べれば、これが北極に暮らす人間本来のあるべき姿である。
「寒いならなんで北極なんかにしたのさ。」
「じゃあまず北からって言ったのはお前だろう!」
「あーはいはい。そうでした。」
結局その日はイッカクのシチューになった。
保存用にとたくさん作ったそれは食べ終わった後容器に入れられ、外にある雪山の中に埋められる。
天然の冷凍庫だ。
火を起こすのは大変だが、保存には全く困らない大地。
不便なことは多いが、それなりに楽しめる。
「ルルーシュ、オーロラだよ。」
食後、スザクの一言でルルーシュは外に出た。
冷たい氷の上に寝転がる。
暗い空には幾重にも重なる光のヴェール。
それをじっと見つめるルルーシュを、スザクは見つめた。
世界から弾かれた俺は、世界には必要ない。
世界を周ると決めた時そう言ったルルーシュは、涙を流してはいなかったが泣いているようだった。
世界から弾かれた。
それを言ったのはスザクで。
だから慰めの言葉も持ち合わせてはいなかった。
ただ一緒にいることを選び、一緒にいる。
彼の生への執着は実に希薄だ。
それこそスザクと同じくらいに。
ルルーシュはオーロラから視線を外す事無く、自分の首に手を当てた。
そこには赤い紋章。
左の首筋にあるその紋章は、かつてC.C.の額にあったものだ。
コードの継承。
ルルーシュはC.C.からコードを受け継ぎ、不老不死となった。
その紋章を、撫でるように触れながらルルーシュは小さく呟く。
「身体が凍ったら、どうなるかな。」
「どうだろうね。・・・っていうか君、死にたいの?」
「さぁな。」
「どうしてコードを貰い受けたりしたのさ。」
「それが契約だから。」
力を貰う代わりに願いを一つだけ叶える。
与えられたギアスという力。
彼女は死にたがっていた。
永遠という時間を生きる。
時を同じく過ごしたものがどんどん死んでいく。
それはある種の拷問だ。
見送ることしか出来ない。
その人生から解放されることを望んでいた。
コードを受け継いだとき、C.C.はまた記憶を失った。
人と触れ合いたいと願いながら人を恐れ、拒絶していた奴隷の少女。
もう奴隷ではないと言い聞かせ、カレンに託した。
普通の人として生き、そして死ねればいい。
「彼女には何だかんだで世話になったからな。借りを返しただけさ。」
「君らしいよ。」
投げ出されていた手が自然と重なり合う。
お互いの手が冷たくて、それでも離さない。
「スザク・・・俺は・・・」
「ルルーシュ!あれを見ろ!」
ルルーシュが何かを言いかけて、それを遮るようにスザクが叫ぶ。
思わず絶句。
あれ、なんで?
だらりと汗がでて、その汗が外気に晒されて冷たくなっていく。
「なんでこんなところにモルドレッドが・・・」
「トリスタンまで・・・!まさか俺を・・・」
「そんなわけないだろう!きっと何か・・・」
そうこうしているうちに更に一機、指揮官機と思われるヴィンセントまで。
恐らくモルドレッドにはアーニャ、トリスタンにはジノが乗っているだろう。
ではヴィンセントは?
そう考えたとき、上空でヴィンセントのコックピットが開いた。
マントと紫の髪を靡かせた彼女は叫ぶ。
『ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアアアアア!!!!!!』
「あ、姉上!!?」
コーネリアが手に持っていたものをじっと見つめて・・・
大きく振りかぶって・・・
投げた!
ストライク・ゾーンど真ん中!
「ひいいぃぃぃ!!!?」
「ルルーシュ!逃げっ・・・ああ、何で君はそうどんくさいの!!」
後ずさっているうちに足が深みにはまり、ルルーシュは動けなくなっていた。
スザクがルルーシュを引っこ抜いて、これまた投げる。
ほああ!!?と叫び声が木霊した。
そのままルルーシュは後方の雪山に頭から突っ込んで沈黙する。
丁度ルルーシュがいたところに、何かがめり込んでいた。
隕石か!と思うくらいにめり込んだそれはシュウウゥゥと湯気を発している。
しかしそれをひょいと引き抜いて、スザクは瞠目した。
「あれ・・・これ、湯たんぽだ。」
『ルル様、早まっちゃ駄目。』
・・・今まさに軽く生死の境を彷徨ったんですが。
スザクに雪山から引き抜いてもらいながらルルーシュがため息をつく。
状況が全く把握できない。
「何なんだ・・・何が・・・」
『ルルーシュ!凍死など許さんぞ!!』
「・・・はぁ!?」
凍死とは何ぞや。
いや、凍死の意味自体は分かるが何故今凍死なのか。
スザクに助けを求めるように視線を送れば、スザクは手に持っていた物体をルルーシュに押し付けた。
金属の塊。
ところどころ凹んではいるが、コーネリアに投げつけられ地にめり込んだことを考慮すれば素晴らしい耐久性だ。
仄かに温かいそれを抱きしめて、ルルーシュは微笑む。
「湯たんぽなんて懐かしいな。」
「そうだね。昔から君は寒がりだったから、枢木の家にあった湯たんぽをいつも抱きしめていたっけ。」
呑気に話をしている間にKMFは地に降り立ち、コックピットから人影が現れる。
現れたコーネリアやジノ、アーニャは防寒具で重装備だ。
ルルーシュの着込み具合には敵わないが。
ズカズカと歩いてきたこーネリアは、その豊満な胸にルルーシュの顔を埋めるように抱きしめる。
「姉う・・・ぶっ!」
「馬鹿者・・・!!」
「あのー・・・恐れながらコーネリア皇女殿下。」
スザクはブリタニア式の礼をとった。
不機嫌そうにコーネリアが眉を顰める。
「・・・なんだ。」
「彼が、窒息してしまいそうです。」
「ん?ああ・・・相変わらず軟弱な。」
腕から・・・というよりは胸から逃れたルルーシュは咳き込みながら呼吸を整える。
スザクが背を擦ってやって落ち着きを取り戻したルルーシュの、着膨れで膨らんだ腹辺りに今度はアーニャが抱きついた。
「ルル様、あとどれくらい?」
「何が・・・」
「あとどれくらいで生まれるの?」
ボキボキボキッ・・・!!!
拳の骨を鳴らしたコーネリアはゆらりと歩き出す。
その足の向く方にはスザクが蒼白な表情で後ずさっていた。
「枢木・・・いい度胸だ。」
「ごっ誤解です!!」
「そうです姉上!!俺は男でッ・・・に、にんしんなんかっ・・・!」
顔を真っ赤に染めて、ルルーシュは俯いた。
何だこの可愛い生き物は。
くっ・・・!と声を漏らして手を握り締めたコーネリアは、そのまま視線を逸らす
そして小さく、大丈夫そうだなと呟いた。
それに首を傾げたのはルルーシュだ。
何が大丈夫なものか。
そう言いたげなルルーシュの意思を汲み取ったスザクがルルーシュを宥める。
「そもそも何をしにいらしたんですか。」
膨れ面のルルーシュはぶっきらぼうに言い放った。
「何をしにも何も、お前が死に急ぐような事を言うから・・・」
「俺が、死に急ぐ?」
ルルーシュはこてんと首を曲げた。
寝耳に水の情報だ。
「誰かに殺されない限り、死ぬ予定はありませんが。」
っていうか今不老不死ですが、とは言わない。
「しかし兄上にメールは返せなくなると。それに続く言葉は中途半端に途切れているし。」
「あー・・・」
ばつが悪そうな、そんな表情。
スザクは何がなんだか分からないと言った風に首を傾げている。
ルルーシュはゴソゴソとポケットを漁って、携帯を取り出した。
「結論からいえば、俺のミスと、あなた方の早とちりです。」
「早とちり?」
「見ての通り、我が家には電気が通っていません。」
ルルーシュはストラップを掴んで、沈黙している携帯を揺らした。
「充電が切れてしまったんですよ。あのメールを打ったとき、丁度メーターが残り一つで。電池残量の限界を知らせる警告音が鳴ったものですから、何も返さないよりは中途半端でも返したほうがいいと思って、未完成のまま送信したんです。」
いつか・・・の後には。
『北極から次の住居に移動して、携帯を充電したらまた連絡します。』
そう続く予定だったのだ。
申し訳なさそうにそう言えば、コーネリアはそっぽを向いて。
それを相変わらずだな、と微笑ましそうにルルーシュは見つめていた。
「とりあえず、家に入ってもらおうよ。」
「そうだな。姉上、シチューがあるんですが召し上がりますか?」
「・・・もらおう。」
「ジノとアーニャも。」
結局、自然冷凍したシチューを温めなおして、皆で食卓を囲んだ。
ルルーシュが作った料理だ。
味に間違いはないが。
食べ終わった後で、入っていたのがイッカクの肉だと知った面々は顔を青くした。
ちょっと中途半端に終わってますが、そろそろUPしないと本物の最終回が迫ってきちゃうので。
皆が幸せになりますように。
2008/09/26 UP
2011/04/04 加筆修正